ダイエットで効果を上げる方法のひとつに「いかに脂肪を燃焼させるか」ということがあります。
有酸素運動を行ったり、ジムに通って筋トレしたりと、いろいろな方法で脂肪を落としてスリムな体形になろうと努力します。
美容面だけではなく、内臓についた脂肪はそのままにしておくとメタボリックの危険な状態になります。
水素水が脂肪燃焼効果を上昇させた
マウスを使った実験で、肥満糖尿病のマウスに水素水を与えたものと、普通の水を与えたものとを比べて観察を行いました。
実験の結果、水素水を与え続けたマウスは体脂肪が増えず、脂肪肝にもならず、血糖値は下がり、血液中の中性脂肪も高くなりませんでした。
なぜそのような結果が出たのか調査してみるとエネルギー代謝が上昇していることが分かりました。同じだけ運動をしているのにもかかわらず水素水を与えたマウスのほうが酸素の吸収量と二酸化炭素の排出量が多くなっていました。
詳しく調べると、水素水を飲むことによって肝臓からFGF21というホルモンが放出されることが分かりました。
省エネモードで脂肪燃焼
FGF21は空腹時に肝臓で作られるホルモンです。このFGF21はいろいろな臓器に「栄養が少ないから省エネモードになろう」と指示を出します。
その指示を受けた肝臓は脂肪からエネルギーを作るようになります。つまりエネルギーを食べ物から作り出す糖代謝から体内に蓄えている脂肪を使った脂肪代謝に変更します。これがカラダの余分な脂肪を燃焼させる仕組みです。
FGF21の指示を受けた筋肉はインスリンの感受性を高め少しのエネルギーでも効率よく動かせるような体制にし、細胞の一つひとつは、細胞分裂を抑えます。
別の実験ですがFGF21を常に作るように遺伝子操作したマウスを使い飼育すると30%のマウスが平均寿命が長いことが分かり注目を集めました。
FGF21は長寿に関係しているホルモンだといわれています。全身を省エネモードにすることで細胞分裂することで起こる機能の劣化を避けることが出来るからです。
水素が脂肪燃焼のスイッチを押す
水素水を飲むことで肝臓からFGF21が放出されます。それが引き金となって脂肪燃焼効果が上昇し、体脂肪は増えず、血糖値は下がります。
この一連の流れが水素水を飲むことで起きるのです。ダイエットを効率よくするのであれば、適切な食事制限とともに水素水を飲む。これが効果よくダイエットを成功させる秘訣です。